2010年05月17日

エントリするのが怖いとき

一度負け癖がつくと、次にエントリしようとしたときに

「また含み損になってしまい、資金が減ってしまうのではないだろうか?」

と弱気になることがあると思います。

こうなるといくらテクニカルでばっちりなサインがでていても、

「いや、もしかしてダマシかも知れない・・・」
「もうちょっとだけ様子を見てみよう」

そして思惑通りの動きになって

「あ~、勇気を出してエントリしておけばよかった・・・」

と落ち込む結果になります。

そしてこのループは次のエントリ時も繰り返されるんですよね。


このループにはまっている限り、勝つことは難しいでしょう。

もしエントリできたとしても、次の不安が襲ってきます。

ちょっと逆方向に動いただけで

「やっぱり失敗だった!損切りしなきゃ」

そしてその数分後、損切りせずに持っておけば良かった状態になることもしばしば。


結局、不安が勝っている状態でトレードすると、
何が起こっても不安にかられてしまい、まともに利益をあげられることはできません。


また似たような状況として、

「もうそろそろ反転しそうだ。あ、反転した?買わなきゃ!」

という思いが強いと、今度はちょっと上昇しただけで

「買わなきゃもったいない(利益が少なくなる)」

という感情が沸いてきます。

この感情に陥るとまともに相場を分析することができず、
値頃感からエントリしてしまったりします。

不安になってどうしたものかわからない。

一方的な思い込みにより最適ではないタイミングでエントリしてしまう。

これらを回避するには、無の境地(起伏のない心境)でいる必要があります。

はっきりいって難しいです。

だからトレードで勝ち続ける人が少ないのでしょう。

欲を持たず、相場の流れに身を任せる。

トレーダーにとって永遠のテーマです。



Posted by チキンたつた at 20:04│Comments(0)
 
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